AI技術は日々進歩している。
- 音声認識機能
- 画像認識機能
- 自然言語処理機能
これらは最新のAI技術の一例だ。
2019年~2024年度におけるAI主要8市場のCAGR(Compound Annual Growth Rate:年平均成長率)は20.6%という結果があり、2024年度には980億円に達すると予測されている。
株式会社ITR調べ(https://www.itr.co.jp/report/marketview/M20001800.html)
AI(人工知能)といえど、人間の知能を完全に再現することはできないと考えるだろう。しかし、【2030年】人の脳はプログラム上で再現可能になるとされている。
今回の記事は、AIを活用して「日本の医療」にどのように役立つのか、未来予測をしていきたいと思う。
目次
人の脳はプログラム上で再現可能になりシュミレートが簡単になる
人の脳がプログラム上で再現可能になると、どのようなことができるだろうか。
思い浮かぶのが、「実験におけるシュミレート」が容易になることだ。人間の脳を再現することで、さまざまな思考をデータ化してシュミレーションを行うことができる。
これにより、例えば、カウンセリングが必要な脳の状態を再現することで、医療や介護の現場で役立つのではないだろうか。
【解決したい課題】
メンタルケア・ストレス精神疾患(5大疾病)のない社会を実現するを実行する。
精神疾患は、いまだ原因がはっきりと分かっていない。
脳内で情報を伝える神経伝達物質のバランスがくずれることが関係している、という考えもあれば、大きなストレスがかかることなども、原因の一つとされているのだ。
このような問題は、投薬による治療に頼ってしまいがちである。
【そう思ったきっかけは?】
私自身、小学生高学年で脱毛症になり不登校になったきっかけがある。
その経験がきっかけで、人の心に興味を持ち精神疾患がいかに深刻で、多きな誤解を受けているものだと学ぶようになったのだ。特に投薬における臨床現場での問題は深刻である。
【何がそうさせているのか?】
心理学で、心は脳が生み出した現象を総称する言葉として使われている。
心の問題は、そのまま心を生み出す脳の問題であり、その脳の疾患を取り除かない限りは、根本的な解決には至らないのだ。
そのような観点から、現在は投薬治療が一番の治療法とされている。
しかし、中には適切な投薬がおこなわれないせいで、症状が改善するどころか悪化し、さらには薬物依存になるなどで苦しむ患者さんもいることが問題である。
【既存サービス、取り組みについて】
その問題を解決するために、投薬ばかりに頼らない治療法も模索されている状態だ。
カウンセリングの保険適用や、カウンセリングの国家資格である認定心理心理司が設立されたが、精神疾患の治療の主役はあくまで薬であり、カウンセリングはその補助をするものでしかないのである。
精神科リハビリテーションと呼ばれる、デイケア、作業療法、SST(生活技能訓練)、心理教育などのプログラムなどを行うリハビリ方法もある。これは医療機関や地域の精神保健福祉センター、自立訓練事業所などで実施されているのだ。
【だからこうした方がいいんじゃないか?】
例えばAIを活用して、人の脳をプログラム上で再現し、実際に精神疾患を患っている方が投薬によってどのような状態になるのか、シュミレートしてみてはどうだろうか。
進歩するAI技術により、人の脳をプログラム上で再現することで最適な治療方法を見つけるのだ。
【なぜそう考えるのか?】
2030年に今の人工知能は人類を超えるとされている。
それほどのテクノロジーがあるのなら、人の脳をプログラム上で再現することも可能ではないだろうか。
患者さん一人ひとりの脳をプログラムで再現して、どのような投薬が最適なのかシュミレートできれば、投薬による弊害は生まれず治療において最適な薬を選ぶことが出来る。
20XX年、人の脳はプログラム上で再現可能になる
2030年までに人の脳はプログラム上で再現可能になることで、それに伴う人間の心のモニタリングもプログラムにより可能になるだろう。
「ロックマンエグゼ」の世界に、パルストランスミッションというシステムが登場する。
人間の脳波をデータ化し電脳空間に送り込むシステム。
脳波とは一種の電気信号であり、システムを通して脳波を電気信号からデータ化して電脳空間に送り込み、送り込まれたデータは電脳空間内で現実世界における肉体を精密に再現する。
生きた人間を直接電脳空間に送り込めるこのシステムはかつての科学省で開発されたものだったが、あまりに危険であるため開発中止になった。
だが、当時の科学省にいたDr.ワイリーがこのシステムを一から作り上げ、無人戦車による防衛を任せた構成員達に使用させた。
このシステムを使用した人間はデータ上の存在であるためフルシンクロも容易に行え、ナビと融合することでその能力は数倍に跳ね上がる。
要は意識をダイレクトでインターネット世界に繋ぐと、リスクもあるが高い精度が期待出来るということ。
人体実験等の類は仮想世界で実現出来るかもしれないのである。つまり、仮想世界における身体に対して臨床実験が出来れば、結果的に生身の肉体は汚さず研究開発が行えるのだ。
また、仮想世界であることのいい部分とは、実験結果の詳細なデータ化にあるだろう。
投薬の効果について経過観察で確かめるという話ではなく、実際にデータの変化で読み取れるためかなり高い精度で効果測定が出来ることが期待できるのだ…。
2030年までに人の脳はプログラム上で再現可能になることで、それに伴う人間の心のモニタリングもプログラムにより可能になるだろう。
人間の脳波をデータ化し電脳空間に送り込むシステム。
脳波とは一種の電気信号であり、システムを通して脳波を電気信号からデータ化して電脳空間に送り込み、送り込まれたデータは電脳空間内で現実世界における肉体を精密に再現する。
生きた人間を直接電脳空間に送り込めるこのシステムはかつての科学省で開発されたものだったが、あまりに危険であるため開発中止になった。
だが、当時の科学省にいたDr.ワイリーがこのシステムを一から作り上げ、無人戦車による防衛を任せた構成員達に使用させた。
このシステムを使用した人間はデータ上の存在であるためフルシンクロも容易に行え、ナビと融合することでその能力は数倍に跳ね上がる。