アイドルの形はさまざまだ。地下アイドルから、大手アイドルグループ、さらにはバーチャルアイドルなども存在する。
今回は「バーチャルアイドル」について焦点を当ててみよう。
このバーチャルアイドルが、2022年、さらに認知拡大して躍進していくとしたらどうなるだろうか?
今のアイドルの在り方が覆るような、面白い展開になるかもしれない。
目次
20XX年、バーチャルアイドルは躍進する
2022年、更なるバーチャルアイドルの躍進っ!
バーチャルアイドルとは、実在しない架空のアイドルのこと。広義としては美少女キャラクター全般を指す場合もある。
また、仮想アイドルとも呼ばれており、特に姿形にコンピュータグラフィックス (CG) を用いているものについては、CGアイドル、バーチャル・リアリティ・アイドル(VRアイドル)などと呼ばれたこともあるのだ。
登場し始めたのは、1993年ごろ。コナミがコンピューターゲーム『ツインビー』シリーズのヒロイン、「ウインビー」をバーチャルアイドルとして育てようという企画の、「ウインビー国民的アイドル化計画」を開始したことはもう数十年前のことである。
【そう思ったきっかけは?】
VTuberの「名取さな」さんが、宮城県名取市の献血推進協議会とコラボしたという報道は。比較的新しい出来事だ。
献血推進協議会とは、厚生労働省から各地方自治体に要請して、作られる行政セクションであり、イメージキャラクターの採用に関しては厳密な選考を有するものだった。行政として、間違いが起きないよう、市民の方に誤解を与えないように作る広報部分のため、厳格なコンペの上での選考だと考えられる。
VTuberが、行政の中でも硬いセクションでの広報を担うと聞いた時、フィギュアスケートの羽生 結弦を始め、広瀬すずやAKBなどの様々な時の人が採用されていたのを思い出し、これからの時代の広報の一端を担うのはVTuberだと確信したのである。
【誰がどんなことで困っているの?】
コロナにおいて、生身の芸能人を採用する事が難しい広告代理店業界は大きな痛手を受けている。
そのため、広報の役割を誰が担うのか、非常に重要な決断が求められるのだ。それには、世の中の市場の動きなどをしっかりと把握しておく必要があるだろう。
【だからこうした方がいいんじゃないか?】
つまり、生身では無い画面越しに表示されるバーチャルアイドルこそ、如何なる状況にも対応できる、時間と空間を超えた存在ゆえに解決できる問題なのだ。
方法としてはごく単純で、バーチャルVTuber市場に国費を投入することだ。
更に徹底するのならば、国民一人一人の端末使用を義務付けし、政府がインフラの一つとして保証する事も有効的だろう。
【なぜそう考えるのか?】
マイナンバーカードによる端末支払いに5,000円までの補助金が国民一人に対してマイナポイントとして配られる事になった。個人情報と行政番号の紐付けが国家プロジェクトで行われているのは自明の政策です。
更なる行政コストの低減を目指して、個人端末と行政番号の紐付けによるサービスの拡大は進んでいくだろう。
バーチャルアイドルの時代がやってくる
5Gの技術によって、バーチャル情報もほとんど遅延なく閲覧することができるようになる。まだ完全に5Gは普及していないが、デジタル社会の波は止められないのだ。
いま、生身のアイドルを応援している人も、数年後はバーチャルアイドルを一番推している可能性だってあるのだ。
バーチャルアイドルが今後さらに躍進んするためにも、活躍できる場所を用意しておくべきだろう……