
1. 【解決したい課題】
個人の権利を尊重する社会を実現する
2. 【そう思ったきっかけは?】
日本では、憲法をもとに「最低限度の生活の保障」が約束されている。
現在は生活保護など個々に応じた支援制度であるが、この不安定な状況下、ベーシックインカムが必要なのではないかという声も根強くある。
ところで、生活保障をしてもらったらむやみな贅沢はできないかもしれないが、人間は食事と睡眠だけでは生きられない。
たまには遠くまで旅行したいものだ。
現在、オンラインツアーが販売されている。
前回のステイホーム期間にはアイデア商品くらいの扱いで報じられていたが、今の状況をみて今後はスタンダード化するのではないか。
そうなれば、低予算で宇宙旅行できてしまうのではないかと考えた。
3. 【何がそうさせているのか?】
感染症が流行する前は、とにかく「インバウンド」がもてはやされ、東京オリンピック開催の影響もありホテルが続々建てられていた。
しかし、2020年11月最新の訪日外客数調査では、前年同月の97.7%減という恐ろしい結果となった。
(参考:https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/201216_monthly.pdf)
いずれ感染症が終息するとして、生き残る観光事業者はどれくらいだろうか。
旅は物理的だからこそ面白い部分もあるが、ここは観念して家で楽しめる旅行を追求するのも悪くないだろう。
4.【既存サービス、取り組みについて】
HISでは、オンライン宇宙旅行を販売した。
宇宙飛行士がガイド役となって、宇宙を体感できるオンラインツアーとのことだ。
宇宙についての話を聴くほか、特典付きプランでは宇宙食も自宅に届く。
価格は特典なしで9,990円(2021年1月現在)なので、気軽に宇宙を旅行できる。
一方、物理的な宇宙旅行もすでに準備されている。
「株式会社クラブツーリズム・スペースツアーズ」は、アメリカの「ヴァージンギャラクティック社」の日本地区公式代理店として、2021年以降のサービス開始を予定している。
(参考:https://www.club-t.com/space/)
まだ運用開始されていないようだが、民間宇宙船「スペースシップ」の安全性が確認され次第スタートするようだ。
ただし一回につき一人あたり3000万円くらいかかるので、誰もが行けるわけではないだろう。
そこでYoutuberが投資して宇宙旅行し、ライブ配信や動画を販売するのではないだろうか。
3,000万円を払えず物理的な旅行はできなくても、オンライン配信を数千円で買えば宇宙旅行気分が味わえるのかもしれない。
5. 【だからこうした方がいいんじゃないか?】
オンライン宇宙旅行グッズが流行る。まず、VRゴーグルやプロジェクターがさらに性能を高め、自分が宇宙空間にいるかのような映像を観ることができるようになる。
ドーム型テントにプロジェクター映像を映すと、よりリラックスしながらオンラインツアーを楽しめるのではないだろうか。
また、宇宙空間では有機化合物の「ギ酸エチル」による香りが感じられるそうだ。
実はすでに宇宙の香りの香水が開発されているので、オンライン宇宙旅行の際の必須アイテムとなるかもしれない。
(参考:https://www.cnn.co.jp/fringe/35155992.html)
無重力だけは大掛かりな装置が必要そうだしすごく疲労すると思うので、ビーズクッションに寝そべる程度でいいのではないだろうか。
6. 【なぜそう考えるのか?】
いま、関心の目は宇宙に向けられている。
感染症や世界情勢が不安定な世の中にしていくとしたら、これまで通り優雅に旅行するような余裕はなくなってくるかもしれない。
物理的な旅行もなくなることはないだろうが、精神や経済の余裕がなくなれば、オンラインツアーの方が手軽だ。
感染症関連での失業者は増えていくと予想されるが、余裕がなくても旅行できるシステムを充実させなければ旅行業界もあやういだろう。
(参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210107/k10012801061000.html)
7. 【20XX年、未来はこうなる! 】
2023年 オンライン宇宙ツアーが普及する
気付き
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