【2050年】人類はもう一人の自分を所有する

自分がもう1人いたら何ができるだろう…。

このようなことを考えたことはないだろうか。

もちろん、 ”同じ人物がもう1人いる” なんて事はないだろう。しかし、2050年にはこの常識が覆されているかもしれない。

もう一度、冒頭の内容に戻ろう。
「自分がもう1人いたらあなたは何をしますか?」

一緒に会話をしたり、遊んだり。できることはとても増えるのではないだろうか。

しかしこれがAIによって現実になるかもしれない。

今回の記事は、テクノロジーの進化によって訪れるかもしれない未来について予想していく。

目次

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AIによってもう1人の自分が誕生する!?

AIによってもう1人の自分が誕生する!?
テクノロジーの進化の速さはとても凄まじい。

今でも私たちの生活は、AIによって様々なものが支えられている。一番身近なものが、Appleの「Siri」やGoogleの「Googleアシスタント」ではないだろうか。

もちろん他にも、様々なものにAIは活用されている。

今後もAI開発が進んで様々なものに活用されるようになれば、人型ロボットのような高性能なものが誕生するだろう。

【20XX年、人類はもう1人の自分を所有する】

2050年、一人一台に人工知能のSiriを超えるような自分専用のアドバイザーアプリを入れる人たちが増え始める。

そのアプリは今の気分や健康状態を教えてくれて、その時にあった音楽や映画、旅行先、ストレス解消法などを提案してくれる。

悩みがあるときも過去の解決方法や自分の行動や癖、思考のタイプなどを監視していてデータベース化しているのですごく現実的で適切なアドバイスをしてくれるだろう。

まさに生活にとって欠かせないパートナーとなるのだ。

【そう思ったきっかけは?】

Googleで検索をすることは、日常生活でわからないことがあれば、もはや誰でもやるようになった。

ある意味、これはコンピューターと人間が会話しているようなものである。

Googleは検索キーワードに対して、検索意図を踏まえながら検索者が必要としている情報のサイトを上位表示してくれる。様々なアルゴリズムの変化を経て、その精度は格段に増したことだろう。

例えば、【副業 やり方 今すぐ】など3つのキーワードを入れてくれれば、その方法が一番よくまとまったサイトをリストアップしてくれるわけだ。

この技術が加速すると、スマホや車などのAIチップを搭載したコンピュータ端末に話しかけるだけで、精度が高くレスポンシブ性の高い情報が返って来るようになる。

また結婚しない若者が昨今増えているが、孤独な老人達が増え、余生を過ごす暇つぶしやボケ防止とあいまって生涯独身者の孤独を埋める人工知能の需要は急激に増加し始めるだろう。

まさに人間とコンピュータの共存が、さらに加速していくのだ。

【誰がどんなことで困っているの?】

結婚していない孤独な老人や、生涯独身者、何かをしようとしているが、やり方がわからない、誰に聞いたらいいかわからない。

また、さみしい人や、全ての悩み、疑問に対して過去の行動や考えをデータベース化しているので、最適な答えをリストアップしてくれる。

AIはその人に合った情報をピックアップするため、 人間よりはるかに精度が高い情報で解決に導いてくれるわけだ。

【だからこうした方がいいんじゃないか?】

テクノロジーを駆使して人間らしい生き方を追求する。

テクノロジーの中で生きて、仮想空間で現実と対峙しなくても生きていける時代はもう来ている。

だからと言ってリアルを捨てるのかといえば、そういうわけではない。

これは二極化されていくようにも感じるが、結婚できなくても、婚活サイトに登録して自分にあった人を検索すれば必ず誰かヒットする。

ある程度条件を緩和すれば、誰かしら自分と似たような考えを持った人間と出会えるようになっている。

ネットがなかった時代では考えられなかったが、ネットやテクノロジーが発達しているからこそ、我々はより人間らしく生活を追求できる環境にいることを忘れてはならない

【なぜそう考えるのか?】

もうすでに人工知能を想定したスマホアプリの開発は進んでいるし、Googleアプリで検索すればお試しバージョンで会話相手のようなサービスを提供してくるアプリもある。

このサービスを加速させていくのが、貧富の差が拡大したことによる未婚者の増加、熟年離婚などにより増え始める孤独な老人達の増加だろう。

AIフレンドの需要は急激に増加する。

生涯、AIフレンドだけで人生を全うしてしまう人間も出てくるかもしれないが、それは1つの人間らしい生き方として認知されていくかもしれない。

人類はAIによってさらなる利便性を得る

人類はAIによってさらなる利便性を得る
スマホのような端末にAIフレンドが内蔵される時代が来た時、なぜ?という問題を作る力を失う人が増えるのではないだろうか。

簡単に答えを与えられては、人は何も成長しないのだ。

聞けば答えてくれる、言えば解決してくれる状態になったら、AIフレンドに聞いて分からないこと以上のことを考えようとするだろうか。

もちろんその逆に、AIフレンドを最大限上手く活用する人も出てくるだろう。

同じ人間でも考え方によっては、「支配する側」か支配される側」かに分かれるのかもしれない。

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