【2030年】窓型太陽光発電パネルが住宅標準仕様になる

1. 【解決したい課題】

高いエネルギー自給率を実現する

 

2. 【そう思ったきっかけは?】

ZEBというのは馴染みがなくても、ZEHというのは耳にしたことがあるのではないだろうか。

ゼロ・エネルギー・ビルまたはハウスということだが、建物の断熱性や気密性を高めて屋内のエネルギー効率を良くするとともに、電力を太陽光などの再生可能エネルギーによって自給自足することで、実質エネルギーゼロを目指すものである。

 

この取り組みにおける期待の新技術として、窓型の太陽光発電パネルというものがある。

しかし、数年前に開発されたにも関わらず爆発的な普及には至っていない。

ぜひ普及につなげたいと思い考えてみた。

 

3. 【何がそうさせているのか?】

そもそもZEHが思うように普及していない現状がある。

以前ハウスメーカーで働いていた実感としては、新築を希望する消費者からは「家賃がもったいないから」「子どもがのびのび暮らせるように」といった声が多く、最初からZEHにしたいという要望はなかなかない。

これは、ZEHの認知度も関係しているが、導入には投資的な部分もあり、コストパフォーマンスの面で不安を感じるからではないだろうか。

 

住宅に設備する再エネ発電は、ほぼ屋根型太陽光発電パネルが前提となっているため、初期費用がかかる。

さらに、雪国ではメンテナンスも大変で、冬に発電効率が落ちてしまうと言った課題もある。

(参考:https://www.homes.co.jp/cont/press/buy/buy_00898/

 

家庭の太陽光発電については、固定価格買取制度(FIT)によって20年間余剰電力を高値で買い取ってもらうことで、設置費用などのマイナスを補う仕組みがあった。

しかしこの制度が廃止されるという騒ぎが起こったことで、ZEHを検討する消費者にも不安が走ったのではないだろうか。

また、原発を稼働させる前提で、電力供給が過剰になるため太陽光発電などを制御しようという動きもある。

(参考:https://www.kyuden.co.jp/td_renewable-energy_purchase_control.html

 

4.【既存サービス、取り組みについて】

ZEHの新たな発電・蓄電設備として、電気自動車(EV)が登場した。

以前より家庭用蓄電池によって太陽光発電の余剰電力を貯めることはできたが、なにせ設置に100万前後かかるため、採用を諦める施主は多い。

しかしEVなら車として使用しつつ蓄電池の役割も果たすということで、ZEHと非常に相性がいいのだ。非常時は住宅へ電力供給できる。

 

ただ、近年は車を持たない暮らしも増えている。その場合はどうすればよいだろうか。

そこで窓型太陽光発電パネルに期待したい。

カネカは、シースルー太陽電池を開発した。

 

現在、新国立競技場などに導入されていて、住宅への導入にむけての開発もすすめるとしている。

また、海外ではより透明度の高いパネルも開発されている。

(参考:https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/2002/14/news038.html

 

5. 【だからこうした方がいいんじゃないか?】

窓型太陽光発電パネルをZEHに組み込む。

窓型の太陽光発電パネルは発電だけでなく、半透明なので日光を取り入れながら遮熱や遮光の役割も果たす。

この機能をもってより安価に生産されるようになれば、住宅への導入もしやすくなるのではないか。

 

現在の発電効率は12%前後であり、単結晶パネルで高くて20%、限界値が30%程度と言われているので、さらなる技術開発に加え機器との組み合わせ次第ではより高効率に電気を活用できるかもしれない。

(参考:https://www.kaneka-solar.jp/quality/history.html

 

特にEVとの組み合わせで、よりコストパフォーマンスは上がるだろう。

EV自体に導入するのもおもしろそうだ。

 

6. 【なぜそう考えるのか?】

これまでのZEHは、主に空調の効率化であり、建物の気密性や断熱性を高めて少しのエアコン稼働で快適温度を保てるという仕組みであった。

現在も、このような住宅性能が長期優良住宅のひとつの要素として推奨されているが、この住宅性能が住人の生活に合わない場合もあって、機器による換気設備が整っていたとしても気ままに窓を開けて暮らしたいという人もいる。

 

つまり、窓など開放部の設計の自由度がないのがこれまでのZEHの欠点であるといえる。

その点、窓型太陽光発電パネルなら、外気温の影響を防ぎつつ、発電もできる。垂直設置なので、横置きの際に心配される降雪や獣害なども少ない。

 

さらに、手の届く範囲に設置されているので、窓拭きと同じ気軽さでメンテナンスができる。

現在はコストの問題があるのか、あまり住宅への導入例がないが、今後の開発や生産体制に期待したい。

 

7. 【20XX年、未来はこうなる! 】

2030年、窓型太陽光発電パネルが住宅標準仕様になる

 

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