
1. 【解決したい課題】
睡眠障害・不眠症のない社会を実現する
2. 【そう思ったきっかけは?】
睡眠は調節が難しい。平日は睡眠を削り、睡眠負債を休日に解消するということも多々ある。
睡眠不足は日中の眠気以外にも集中力を落としたり認知機能の低下にもつながる。
厚生労働省の調査では日本人の1日の平均睡眠時間は6時間以上7時間未満が最も多く、
6時間未満の割合が男性36.1%・女性で42.1%もいる。
また睡眠で休養が取れていないと答える人数は20.2%で日本人の5分の1に当たる。
(平成29年度調査 https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000351576.pdf)
3. 【何がそうさせているのか?】
よく睡眠時間は8時間は必要だといわれる。
だがこのように睡眠時間が十分に取れず、休養が取れていないように感じる人は多い。
一時期は、短時間睡眠の方法やノウハウ本が流行った時期もあり、私自身6時間ほどの睡眠で自己管理を試みたが、やはり日中の眠気が取れず断念したこともある。
またショートスリーパーの遺伝子が発見されたという論文もある。ロングスリーパーの遺伝子は発見されていないが、最適睡眠時間は個人によって違うことは確かだ。
(参考:https://wired.jp/2019/09/14/scientists-find-second-short-sleep-gene/)
4.【既存サービス、取り組みについて】
睡眠の質を高めるためにはスマートウォッチ・ヘッドバンドなどで自己管理ができる。
スマートウォッチの場合は心拍数や体の動きで睡眠の質を測り、ヘッドバンドの場合は脳波を測定し、睡眠の深さを測ることが出来る。
(参考:スマートスリープ https://www.philips.co.jp/c-e/hs/smartsleep-deep-sleep-headband.html)
5. 【だからこうした方がいいんじゃないか?】
だがそもそも体質は人それぞれで、スマートウォッチなどで健康管理する際も自己管理が必要になる。
個々人の最適睡眠時間を判定することができれば管理もしやすくなる。
そこで遺伝子で自分のタイプを判断し、それぞれのタイプの統計から出した理想のライフスタイルを提案してくれる睡眠アドバイスロボットが発売されたら嬉しい。
遺伝情報から、何時に寝て何時に起き、食事の熱量の管理もし、運動時間も管理してくれるライフスタイルアドバイザーだ。
6. 【なぜそう考えるのか?】
冒頭のようにショートスリーパーは遺伝子という研究結果があった。
今は睡眠管理のアプリやデバイスは多いが、実際に何時間睡眠時間を取れば良いのか自分の遺伝情報から最適睡眠時間を把握していなければ難しい。
そこで個々人の最適睡眠時間を分析するツールがあれば助かる。
実際に遺伝子調査で睡眠時間が長いタイプか短いタイプか診断できるサービスを提供している企業もある。
https://mycode.jp/fumfum/habitual-sleep-duration
遺伝情報から統計が取れれば、睡眠時間だけでなくパーソナルなライフスタイルを提案することも可能ではないだろうか。
7. 【20XX年、未来はこうなる! 】
2032年、ライフパートナーロボットで健康管理できるようになる
気付き
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