【2025年】古民家再生と活用により伝統文化財が生活の中で守られていく

1. 【解決したい課題】

伝統文化財が残る社会を実現する

 

2. 【そう思ったきっかけは?】

伝統文化財は、民俗文化財に限らず、それらが日常の中にあってこそ残せるのではないだろうか。

古民家の再生・活用により伝統的な暮らしを現代的に取り入れ、生活の中で文化財を守っていければいいと考えた。

 

3. 【何がそうさせているのか?】

古民家は、現在の建築基準法に合わない建物としてその多くが取り壊されている。

その背景に、戦後の住宅需要から次第に家が「商品」となり、新築主義になったことが考えられる。

古民家での暮らしには多くの文化財が関わっているが、新しく便利な暮らしを手に入れたことでそれらを捨ててしまった。

 

それにともない、結や職人集団など伝統文化財を守っていたシステムも消えていき、古くからの集落も伝統文化を維持できなくなってきている。

これらはただ限界集落の過疎化を解消すればいいという問題ではなく、集落の近くにニュータウンをつくるだけでは伝統文化を引き継ぐ土台はできないだろう。

 

 

4. 【既存サービス、取り組みについて】

伝統芸能は、コクーン歌舞伎などの新手法の舞台を行ったり子ども番組に取り入れたりと、現代の生活に残す取り組みが見られる。

一方で、小豆島の農村歌舞伎など、古くからのやり方を再演し伝統を保存する取り組みもある。

伝統工芸品にしても、外国人の弟子を入れたりリデザインしたりすることもあれば、小鹿田焼のように一子相伝を守っていることもある。

 

しかし、いずれも伝統的な暮らしの実感があってこそ、それら文化財の深さも理解できるものである。

古民家再生のプロジェクトは各方面で行われているが、多くの人に身近なのは古民家カフェだ。

また、古民家のゲストハウスも増えている。

 

まだ古民家に住む人は少数派だが、徐々に注目は集まっているようだ。

古民家再生を行う大工さんによると、新築の予算でリノベや移築も可能だという。

さらに、オール電化や耐震はもちろんのことZEHを実現したケースもある。

そのような現代の利便性を取り入れてたとしても、道具や生活環境に残る伝統を日々の暮らしで感じることができるようだ。

 

5. 【だからこうした方がいいんじゃないか?】

古民家をもっと活用し、誰もが伝統的な暮らしを実感する機会を多くつくる。

そのためには古民家再生を一般化し、家を持つときの普通の選択肢になればいい。

空き家対策や移住を進めたい行政とスタートアップ企業がタッグを組んで、「ADDress」のようなサブスク住宅として運用するのも面白そうだ。

 

または定期借家やリース契約などで、試しに住んでみて気に入れば購入というアイデアもある。

これらは地方分散の時代の流れにも合うだろう。

ただし、全ての人が古民家暮らしに向いているわけではないので、古民家カフェや古民家ホテルなど、一時的な体験ができる施設もあった方がいいだろう。

 

また、修学旅行が近年多様化しているが、離島ステイもあるならば、総合的な学習の延長として古民家ステイもあっていいのではないだろうか。

そのようにして伝統的な暮らしを体験する人が増えることで、伝統文化に親しみ守る流れが自然と生まれるのではないだろうか。

 

6. 【なぜそう考えるのか?】

文化財が博物館の展示物でしかなくなると、それらは完全に過去の資料となり、生きたものではなくなる。

もちろん伝統的な道具や文化を体験できる展示もあるが、それだけで漆塗り碗を買い能を観に行く人は増えるだろうか。

やはり伝統的な暮らしの中でこそ分かる価値があるはずだ。

 

海外移住者の土産が旅行者の土産と違うのは、生活を通してその地の文化を深く知るからだろう。

また、文化財は作り手あってのものでもある。

その技術の需要が限られていれば、途絶えてしまう一方だ。

 

今や家も道具も娯楽でさえも、新製法ばかり。

今後も外国人の愛好家に頼るだけでいいのだろうか。

日本の伝統は、日本人に愛され続けてこそ守られていくものだと考えている。

 

今後、SDGs達成へ向けて、藤原遠氏の言う「サステナベーション」を実現するビジネスがトレンドとなるだろう。

古民家は解体し組みなおせるサステナブルな住宅であるとともに、これを再生・活用することで空き家問題も解決できる。

古民家再生の壁となっている職人不足やケイスバイケースの法律問題も、AIなどの技術によって解決していけるはずだ。

 

リノベされた古民家のスペックは、新築だと1億円くらいかかると言われているので、新築と同じくらいの予算でより質の高い住宅に住めるとなれば、充分に市場ができる可能性はあるのではないだろうか。
参考:https://kuronika.com/

 

7. 【20XX年、未来はこうなる! 】

2025年、古民家再生と活用により伝統文化財が生活の中で守られていく

 

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