
1. 【解決したい課題】
教師・保育士が活躍する社会を実現する
2. 【そう思ったきっかけは?】
最近は改善の試みがなされているが、教育・保育の現場は謎のアナログ主義が存在する。
飾り付けの絵も手描き、教材も手作り、書類は手書きで作成といったようなウソのような話もある。
こんな状況で人手不足では、いつまでも悪循環が続いてしまうと考えた。
3. 【何がそうさせているのか?】
保育もそうだが、特に教育業界では「○○先生式」「○○教育法」というものがあり、学校によって熱心に研修していたりする。
または現場に古い教育方針を持ち込む年配職員がいまだに力をもち、教育のIT化や合理化を阻んでいることもある。
親御さんは、子どもに温かな対応をする教師・保育士に対して信頼を置いていると思うが、教員・保育士同士の関係となると別だ。
考えの違う職員をなじったり、平気で人格否定するような人もいる。
それは崇高な教育を語っているようで、ただ非効率的な方法を押し付けるパワハラになっているにすぎない。
4.【既存サービス、取り組みについて】
もっと自由で合理的な方法を、と取り組んでも、一朝一夕には変わらない。
それは多くの教師・保育士が公務員であり、法律の縛りが強いこともあるだろう。
学習指導要領や児童に関する法律は近年改正されたが、一気に改革されたわけではなかった。
むしろ、やることが増えて身動きがとれなくなった所もあったのではないだろうか。
その証拠に、感染症によるステイホームなどで臨機応変な対応ができなかった学校・保育施設が浮かび上がってきた。
5. 【だからこうした方がいいんじゃないか?】
子どもに合わせた学校・保育施設へ。
「うちは完全ペーパーレス化、児童生徒にもタブレットで学習させます」という学校があってもいいし、「うちは運動会を室内競技だけで行います」といった学校があってもいい。
それに伴って、職員にもよりハッキリとした柔軟性・適応力が求められてくる。
自分の教育方針に固執することなく、赴任先の学校のルールのなかで自分の教育を実現させていく方が、学習指導要領や一部の教員主導の偏りのある研修でガチガチに固めるよりも健全なのではないだろうか。
これらを私立大学で勝手にすればいいと言っていては教育・保育の業界はこれからも進みが遅くなるだろう。
もし社会が多様性ある教育・保育を望んでいるとしたら、まずは国公立から変えていくべきだ。
そしてスクールバスやオンライン授業の充実で、学区を超えて学校を選べる時代になればいいと思う。
6. 【なぜそう考えるのか?】
これまでは、学区などで子どもの通う学校や施設が振り分けられていたが、保育施設については待機児童の増加などで多様性が生まれている。
企業指導型保育園や、小規模保育、園庭のない街中の保育所など、保育環境もそうだし、モンテッソーリや英語教育など保育方針にも特色の違いがみられる。
一方、まだ画一的な印象があるのが小学校と中学校だ。
高校からは多様化する印象だが、義務教育期間はどうしても柔軟性がないように思えてしまう。
もっと特色ある学校が増えれば、横並びに古い慣習を捨てられない状況も改善していくのではないだろうか。
7. 【20XX年、未来はこうなる! 】
2035年 義務教育の多様化・自由化が進む
気付き
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